いい論文を書いているからといって
いい教授とは限らない
実際、教授を師事するのに必要な事柄とは何だろうかと。
前の記事に愚痴は書いたが、それは果たして教授がするべきことなのだろうか?
教授と生徒は対等な立場で物事を言い合い、論議し、検討する。
といったことが一番望ましいのではないか。
ならば、生徒である僕らがすべきことはなんだろうか?
積極的に自分の意見に対するフィードバックを求めるべきではないのか?
教授が何も言わないから何もしない、できない。
そう嘆いてばかりでは始まらないのでは?
最初はわからないことばかり。
だから教授のいうことは絶対。
でも、早いうちにそこから脱出して、教授と討論できるようになれば
もっと建設的な意見が聞けるはず。
これができない、あれができない。
最初はしょうがないから、手とり足とりやってほしい。それが本音。
ツールでできるはず、あれでできるはず、やってみろ。ほれマニュアル。(英語)
B4にはつらいタスクだ。
だからこそ、院生、とくにPH.Dが必要だと思う。
僕はB4を結構助けているつもり。
自分の研究も、やっと全貌が見えてきた。
あー、こういうことが問題なんだな。って思えるようになってきた。
時間がかかる、かかりすぎた。
早くこの段階に立っていれば、もっと先進的なことができたかもしれない。
今やこの論文自体の意味を立証するのは難しいはず。
要するに、
研究室を選ぶときは、先輩が優秀かどうか、をまずチェックすべきかも。雰囲気も含め。
先輩が優秀で面倒見がよければ、それを最大限に利用して、自分の知識を増やすべき。
兄弟に上がいないせいか、先輩に頼るということが、すごく苦手。
そして、それに気づいたのがここ2,3年。
自分の中で完結してしまおうとして、がんばる。
最低限の勉強は自分でしなければならないけど、
もっと先輩、先生に頼るほうが、自分にもプラスだろう。精神的にもね。
3年間今の教授と付き合ってきた。
実際、ヌルイ研究室ではなかった。
B4で国際会議で発表する機会なんてめったにないだろうな。
M1では調子を崩した。そして、就職活動も大変だった。
M2では療養で北海道にいっていた。
ほとんど研究なんてしてないかもしれないけど、
それでも、英語で情報収集することには慣れたと思う。
そこは感謝できる。
いい経験をさせていただいた。
総じて良なのではないか。
そう思う。
後輩が教授の指導に未来を見いだせないでいる。
僕自身、指導されたという意識は少ない。
指導とはなんだったのか?教授に求める指導はなんなのか?
もう一度整理しないとよくわからなくなってしまった。
どうしたら、モチベーションの高い研究ができるのか。
そもそも、研究って好きだからやるんだろうな。
もっと自分にとってアトラクティブなテーマを探して
教授に付きつけて予算を充ててもらうくらいな気持ちが必要なのかもね。
まとまんねーやw