豊富温泉は変わってきている


豊富温泉暦4年。
なかなかの常連。
旅館で出会う人は行く度に変わる。
でも、湯治風呂では変わらずいる人もいて
いつもきてるね、とか
今回はいつまでいるんだい?とか
話しかけてくれる人もいる。
なじんできてるなー。

そんな豊富に初めて訪れたのが2010年6月。
ホント、ドがつくほどの田舎。
何もない。
でも、自然はたくさんある。
半信半疑で行った温泉、どうせなら精一杯取材してこようと
メモ帳片手に聞いた話をメモっていたっけ。

今回と当時を比べるっていうのは単純な話ではない。
2週間ちょっと生活したくらいでわかることなんて少ないから。
けれど、最近は動きがあるなーと感じる。

アトピーや乾癬で悩む人たちが移り住み、
豊富でどうにか生活できないか、という課題に取り組んでいる。
なにせド田舎。雇用口がそうあるわけでもない。
仕事があればね、と湯治に来ている人は言い、
湯治期間が終わると帰っていく。
そして、戻ると症状が出て、また豊富に帰ってくる。

豊富温泉がどれだけ皮膚疾患の人にとっての桃源郷なのか。
また戻ってくる人がいるってこと、リピーターがいるということ
それが何よりの証明だと思うね。

こんなに若い人たちがたくさん集まっているとは思わなかった。
道内に住んでいたある人が言った。
あまり考えたことはなかったが、確かに働き盛りも大勢いるように思う。

病気で苦しんでいた分、その苦しみから解放されると
力を思いっきり発揮できる人が多いんじゃないかな。
楽になるということは、他に気が向く余力が生まれる。
その余力を、豊富の活性化、宗谷地方の活性化に注ぎ始めた。
今、豊富で活動し始めた方々はすごくそのパワーがあると思う。

今回の湯治で退屈しなかったのは
そういう湯治客や地域住民を巻き込んだイベントを
そういった人たちが設定してくれていたおかげだ。

大自然に囲まれ、心身が温まる温泉、そして温かな人たち。
地の人にとっては当たり前なことが、都会の人にとっては意外であることが多い。
地の利を生かして今後もがんばっていってほしい。

ただ、常連の僕としては
人が多くなって風呂が混む、というのは喜ばしいことではないwww
あと、宣伝することによってよからぬ商売を考える輩に
目を付けられやしないかと懸念している。

豊富温泉ファンの独り言と思って聞き流してくださいw

そうそう、いつも宿を提供していただいている川島旅館。
来年は改装・建替えのため、お休みするそうです。
新規オープンは2015年冬だそうだ。
どうなるか、楽しみ!

最後に、今回の湯治でお会いした方々が、色々ブログを書いているので
参考に貼っていこうと思う。

ねこのてブログ
例のカステラ

KITANOKUNIKARA まなみんさん
朝。

アトピーを患った22歳男のブログ! kimihisaaさん
豊富温泉の紹介を!

unticle CEO 野村さん
全国からアトピーの人が湯治しに集まる豊富温泉レポ第一弾!

多賀城市学習塾の進学教室StudyGym塾長奮闘記 nagachanさん
第5日目(豊富町1日目)

んじゃーまたねー!


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